C.Franck Piano Prelude,Choral et Fugue ...etc
E. Kissin plays Franck Prelude, Choral et Fugue
フランクのプレリュード、コラールとフーガはオルガンでも聴かれます。というか元々オルガン曲なのかもしれません。ピアノのCDしか持っていませんのでピアノ曲と思って親しんでいます。
イエルク(イョルク)・デムスのCDが一番お気に入りです。ウィーンでの85(一曲ミラノで70年)年の録音が日本コロムビア系から94年に出ましたが、その後フォルテピアノ(ピアノフォルテ)による録音も出ました。
ここではキーシンを選びました。あのころの少年がすっかり熟年になりました。
フランクの曲はさり気ない風で、かなり幽玄というか単に崇高さだけがあるんじゃなくて官能とか物憂げさが感じられますね。
C.FRANCK-(1822--1890)\"Danse lente\"da:\"Petites pièces\"/Franco Trabucco/piano
Danse Lente(ゆるやかな踊り)も上記のCDに収録されています。
この演奏もややゆっくりめですが、これ以上ゆっくりだと曲の魅力が半減します。曲そのものの幽玄さが引っ込んでしまうからです。
とかくゆっくり弾いてしまいがちですが、イエルク・デムスもさらっと弾いていて曲の魅力を殺していません。