登楼
今日は都心でも雪がこんこん降っている。
雪が降っていると静かだ。
晴れれば山に登りたい、などと土台無理な空想をしながら炬燵に潜っている。
登楼 登楼
空山一逕不知還 空山一逕(いっけい)還(かへ)るを知らず
臥看靑苔心自閒 臥(ふ)して看(み)る靑苔(あほごけ)心自(おのずか)ら 閒(かん)なり
古刹繙經書一巻 古刹(こさつ)經(きょう)を繙(ひもと)く書一巻
高峰月照聳雲間 高峰月照し雲間に聳(そび)ゆ
空山=淋しい山
一逕=こみち(この写真は加工したせいか何故かアップできました。自分で撮ったものです。)
靑苔
閒=しづか
古刹=古寺