Faure Piano Quartet No.1
久しぶりにフォーレのピアノ四重奏曲でいい演奏が見つかった。
Gabriel Fauré - Piano Quartet No. 1 in C minor, Op. 15
この曲はフォーレの中でも演奏される機会が多いと思う。颯爽とした雰囲気の中にエスプリが十分に味わえる名曲だと思う。
90年代、荻窪の「ミニヨン」の室内楽演奏会に出かけて聴いた。演奏会後駅に向かう途中、見知らぬ人に声を掛けられて、と言っても演奏会の観客であったその人に喫茶店に誘われた。
さっきのフォーレの曲はどう解釈したらいいのかと問われて、ええ?と思った。
聴いたとおりじゃないですか。と答えた。ほー、と。この方はおそらくドイツ系のクラシックばかり聴いてきたのではあるまいかと思い、「耽美的というか、まあ聴いたとおりですよ」と答えた。
ピアノ四重奏曲には2番もあるが、少々難解な感じ。
フォーレの室内楽はまとめてBOXで買ってもいいし、そうすればピアノ五重奏曲とか名曲も聴くことができるのでおススメします。
ユボー、フィリップ=コラール、ティッサン=ヴァランタン、ロジェ、ルサージュ等々定番といえるCDは好みで選んでいいと思う。
ちなみにぼくは全部持ってます。
YouTubeでは以前アムランのライブを挙げた記憶があるが、なかなか良かった。ルサージュのライブ動画は削除されたかもしれません。