昭和レトロな赤坂の思い出

昭和レトロな思い出を書きます。主に赤坂中心ですが、東京近郊にわたると思います。
趣味の話も書くつもりです。

竹中英太郎

 竹中英太郎は明治39年12月18日生まれ。竹中勞は彼の息子。

 『陰獣』江戸川乱歩
 すごいインパクトですね。この絵は見覚えあります。
 お金に余裕があれば乱歩もこういう挿絵の本を揃えたい。


 あと夢野久作の作品とかの挿絵も描いていました。


 ペヨトル工房の『夜想』って雑誌は夢野久作と竹中英太郎の特集だった号は衝動買いしました。もう長年見ていないので中身は忘れましたけど。


 週刊朝日の表紙。
 カフヱに行けたらいいのに。
 モガですかね。岡本かの子に似ているような。


 「慰問文絵葉書」というタイトルです。戦争中かも。


 昭和挿絵の画集を買って今でも持ってますが、載っていたように思います。
 普通の絵も描いていたんですね。


 岩田専太郎は竹中英太郎が出てきた時ドキッとして畏れを感じました。竹中の時代は印刷技術が発達し、ハーフトーンも可能だったので奇矯なイメージも表現できた、と岩田は語ったそうです。


 確かに個性は違うものの、挿絵で今現在パッと思い浮かべるのはこの二人を除いては考えられません。


 竹中は早いうちに断筆し、人権社会運動に身を投じたようです。会社も経営しました。息子の竹中勞も影響を受けたのか左翼系の文筆家になりました。



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