赤坂見附の立体交差
赤坂見附の立体交差のところは昭和30年代までは三角形の植え込みみたいになっていたと思います。都電も走っていました。都電の写真集とか見るとだいたいこのあたりは撮影スポットになっているようです。
昭和27年の映画「カルメン純情す」にはオープンカーでこの交差点を走り渡る場面があります。主演の高峰秀子を乗せて男性芸術家が運転するかっこいいオープンカーです。モノクロ映画ですが、レンタルなどでご覧になってみてください。
カルメン純情す(予告)
弁慶橋の先のホテルニューオータニも昭和39年の9月開業ですからオリンピック観戦客が対象でしたし、都電廃止や青山通り拡幅も昭和38年ごろでオリンピックにぎりぎり間に合わせた感がありますね。
富士見坂の途中にある陸橋は中学に通うときに使っていました。
首都高ははっきり昭和何年と書けませんが、60年代ポップスの園まりのシングル盤のジャケットに使われたり、1972年のタルコフスキー映画「惑星ソラリス」にも登場します。
Solaris Full Highway Scene